ドリコムalis:google map+アバター


先々週、google map上でアバターを動かすという、
ドリコムの新しいサービス、alisがスタートした。


昨日、MicrosoftのRemixにおけるセッションでも言われていたけど、
仮想空間というのは、アバターの背景までも3Dである必要はない。
というのが、見事に当てはまる、仮想空間である。


Google MapsAPIを用いた地図情報をベースに、ブログやチャット、
Wikiを利用してユーザー同士がコミュニケーションを図るサービス。
簡単に、アバターを作ったり、地図上に家を置いたりもできる。


現在のユーザーは9月13日現在で800人くらい。
まだまだ少ないけど、伸びそうな予感あり。


というのも。


WEBベースで何もダウンロードの必要なし。
高スペックPC、高速回線の必要も特になし。
そして、何より分かりやすいのである。


自分が知ってる街について話せる。歩ける。
どこが面白いとか、どこのお店が美味しいとか、
知っている情報をいとも簡単に伝えられる。
その場所まで実際に連れて行って説明ができる。


例えば、これが携帯と連動し、
GPSが本格的に導入されると。
とか考えるとわくわくする。


人が求めているのは、コミュニケーション。
いつも、どんなときもその部分は変わっていない。


現時点で、高スペックのPCじゃないと動かないような、
ハードルの高い仮想空間じゃくとも、構わないのかも。
少なくともコミュニケーション、という点においては。


メール、掲示板、ブログ、という進化によって、
非同期のコミュニケーションツールは揃ってきた。


そこにSNSが登場し、少しばかり同期が意識されることとなった。
でも、現時点でSNSが同期性豊かなツールかというと間違いなく違う。


メッセンジャースカイプの枠では収まらない、
新しい、同期性のコミュニケーションツール。


ビジュアル云々ではなく、そういう軸で見る仮想空間。
というのも、また、ある種大事な要素であると思われる。


P.S.
余談だけど、写真の真ん中にいる、ガチャピン
高校の友達のような気がする。なんとなく。場所的に。