チームラボ猪子さん×坂井直樹さん ケータイがケータイし忘れたもの

行ってきました。気持ちとしては、こんな感じですね。
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
話を聞き終わった後も、余韻さめやらぬほど個人的に衝撃でした。

このプロジェクトには2つのコンセプト(商品)、「PLAY」と「RHYTHM」がありましたが、
まずは、個人的に欲しい!!!!!と思った「PLAY」について書きますと。

携帯は折りたたみ。見開き両面が液晶で、キーはタッチパネル。
液晶には「町」が映っていて、人やらビルやらがワラワラしている。
でも、メールを打ったり、電話をかけたりする、「携帯を使う」動作によって、
その町の様子は日々変わっていく。例えば、こんなこと。

いつも仕事の人と電話してばかり → 町はどんどんビルが建っていく
いつも友達と電話してばかり → 町はどんんどん森になっていく
同じ人からの電話に10回も出てこない → 町が破壊される
恋人からラブラブのメール → 町がハートいっぱいになる
同じ携帯を持つ人とすれ違う → その人の町に入れちゃう

などなど、普段と同じ携帯の使い方をしていくだけで、町の変化が見えるというものです。

携帯でメールを打つのも電話をするのも、連絡を取るための「手段」であって「目的」じゃない。
なんだかんだで結構面倒。でも、その「手段」をもっと楽しいものにしようというもくろみです。
高橋名人やってたとき、ゲームに繋がってなくてもコントローラー連打してたじゃん?みたいな。

「RHYTHM」の方でいいますと、チーム・ラボおなじみの水墨画が使用されており、
打つスピードやキーによって、出てくる絵やタイミングが変わったりします。
キーを連打すると花が出るとすると、超連打すると花であふれる、みたいな。
これは、既にキーを押すこと自体が目的になっているという仕組みです。

ということで、空気読まずダラダラ書きましたが、ワタクシ、非常に感動しました。
少なくと、あっこれ欲しい!と思った携帯は初めてです。いやはや、ホントに。。。

バーチャルワールドカンファレンス

本日、バーチャルワールドカンファレンスに行ってきました。
写真は博報堂DYさんのもの。著作権大丈夫かな…。



詳しいことは、メディア(Internet Watch)にまかせ、
自分自身を少し振り返ってみようかと。


私が最初にセカンドライフを知ったのは昨年末でした。
ゼミの教授からMLに転送されてきた1通のメール。
それは、Linden Labのスタッフの方からのメールでした。


それから、特にログインすることもなく、さらに数ヶ月。
ある日ふと思い立ってインストールし、ログインしてみました。
面白いとは思いませんでした。今でも思ってないかもしれない。


でも、可能性を感じた、強く。そのときに書いた日記がこれ。


windows95の登場から12年。


私は今、PCを持って外出し、電車の中でネットをし、
WEB上の地図で実際の風景を見、過去のTVをPCで見る。
欲しいものはPCからでも携帯からでもECサイトで買え、
PHSで電話をしながら、携帯でニュースを見て街を歩く。
情報は誰でも流せる。個人がメディアを持てる時代。


人の生活は変わった


でも、95年から3年単位で考えたとき、
この3年の変化は目に見えにくかった。
少なくとも、私にはよく見えなかった。


確かに通信速度は速くなり、動画が配信され、
SNSが浸透し、ワンセグが出てきた。変わった。


でも、驚くような技術的な進歩を感じてない自分がいる。
むしろ、なんか止まってしまってるような感じさえしてた。


でも、これからの3年で恐らくテクニカルな部分での変革が起こる。


2012年頃から始まる新たなステージへのインフラが、
もっと目に見える形で、圧倒的なスピードで作られる。


(中略)


仮想世界とPUCとかを組み合わせて考える次の世代。
5年で徐々に変わり始めて、10年で移り変わるかなあ。


(以下略)

私が望むのは、限りなく現実と接している世界。
現実の中にWEBが当たり前のように存在しているように、
この世界も当たり前のように存在してくると思います。
それは、突然変異ではなく、必然的な流れだから。


ということで(無理やり話を戻して)、
バーチャルワールドカンファレンス楽しかったです。


ちなみに、この世界のおいて1つキーをあげるならモバイルと考えています。
「モバイルそのものがアバター。」誰かのこの言葉が強く頭に残ってるので。


さて、次からは引き続いてメタバースをあげていきまーす。


余談ですが、私は「仮想世界」という言葉が好きじゃないです。
現実と乖離した印象を持つ。どうにかならないかな、この言葉。

FRENZOO×プーペガール

これから、日々、仮想世界を1つずつあげていきまーす。


仮想世界って何もセカンドライフだけじゃないし、
世界にはかなりの数の仮想世界が転がってる状態。


そもそも、仮想世界ってなーに?っていう根本的な問題もあるけど、
とりあえず、3Dのコミュニケーション空間を軸に紹介していこうかと。


もちろん、あれってそうなの?みたいなところも多々あると思うんだけど、
そういう議論がここから起こったらそれは成功。ってことにしておこう!!


ということで、第一弾はFRENZOO!!

簡単に言うと、ファッションを軸とした3DのSNS
3Dのキャラクター(アバター)をコーディネートして、
ファッションやインテリアのコーディネートなんかを通じて、
お互い仲良くなっていくようなSNSということらしい。


これは、香港の会社のサービスで、特徴は、、、。


なーんと、skypeの共同設立者4人が立ち上げた、
Ambient Sound Investmentsが出資してるところ。


ローンチは2007年後半予定。現在はクローズドベータ版。
ゆえに、招待されないと使えなーい。うー、しくしく。(泣)


そして、これで思い出したのは、サイバーエージェントプーペガール


これもファッションを中心としたSNSで、すんごい可愛い。
アバターの服とか変えてコーディネートができちゃう。
自分が持っている写真をアップすると、アイテムが1つもらえて、
そのアイテムを他の人と交換も可能っていうシステム。


さすが、サイバーらしく、センス満点。ちょっとレトロなところがいい。
そして、軽快なフラッシュゆえに、ユーザーインターフェイスが秀逸。


FRENZOOしかり、プーペガールしかり、
ファッションが中心となるとターゲットは女性。
こういう形のSNSは世界中にあります。


やっぱり女の子は着せ替え遊びが好き。


ただ、小さい子を対象とした着せ替え人形的なものと異なり、
これらは現実と人形遊びが上手く融合したものだと思います。


ということで、FENZOOに動きがあり次第、
いや、誰かに招待してもらい次第、報告を!


ん?3DのSNSって仮想世界、、、じゃない?(汗)

P.S.
藤田さんのブログに、ちょうどプーペのことが書いてありました。
あのブログにはTB打てないので、リンクを貼っておきます。→こちら